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令和四年

十二月
仏のおしえ
悪しきことをなさず
善きことをなし
自ら心を清くす
これ仏のおしえなり
「七仏通戒偈」口語訳
”仏のおしえ” のお話し

十一月
ありがとう
「ありがとう」はありがたい言葉。
「ありがとう」と言った人の心が綺麗になるありがたい言葉。
「ありがとう」と言われた人の心が丸くなるありがたい言葉。
「ありがとう」を聞いた人の心が優しくなるありがたい言葉。
「ありがとう」を大切に。
住職記
”ありがとう” のお話し

十月
病は気から
「病は気から」と申します。
気から病になるということですが、また逆に、気から病を治すことも出来るということでもあります。
体をまっすぐにし、行いをまっすぐにして心と体の働きを素に戻し、病を体から追い出してしまいましょう。
住職記
”病は気から” のお話し

九月
生死の中に仏あれば生死なし
「生死の中に仏あれば生死なし、ただ生死即ち涅槃と心得て、生死として厭うべきもなく、涅槃として欣うべきもなし、この時初めて生死を離るる分あり。」
  ※厭う=いとう、欣う=ねがう
修証義【總序】より
”生死の中に仏あれば生死なし” のお話し

八月
生と死
始まりのあるものには必ず終わりがあります。
生まれた者は必ず死ぬ。
今鳴いている蝉も明日は地面の上で蟻に引かれているかも知れない。
今、生きている時間をどうぞ大切に。
住職記
”生と死” のお話し

七月
放てば手に満てり
人間の手では、握りしめても掴(つか)めるのはほんの小さな物だけ。
しかし、空に向けてパッと手を広げるとこの世界の全てに自由に触れることが出来る。
これが「放てば手に満てり」の心です。
住職記
”放てば手に満てり” のお話し

六月
殺してはならぬ
殺さしめてはならぬ
「すべての者は暴力におびえる
すべての生きものにとって生命は愛しい
己が身にひきくらべて殺してはならぬ
殺さしめてはならぬ」
ダンマパダ(法句経)より
”殺してはならぬ 殺さしめてはならぬ” のお話し

五月
花無心
 花無心にして蝶を招き
 蝶無心にして花を尋ねる
 花開くとき蝶来たり
 蝶来たるとき花開く
 吾もまた人を知らず
 人もまた吾を知らず
 知らずして帝則に従う
良寛詩集より
”花無心” のお話し

四月
怒りを捨てよ
「怒りを捨てよ。慢心を除き去れ。いかなる束縛をも超越せよ。名称と形態とにこだわらず、無一物となった者は、苦悩に追われることがない。」

※名称と形態とは、名前と形があるもの、人間の執着の対象
岩波文庫『ブッダの真理のことば・感興のことば』より
”怒りを捨てよ” のお話し

三月
七仏通戒偈
●諸悪莫作(しょあくまくさ)
  もろもろの悪をなさず
●衆善奉行(しゅぜんぶぎょう)
  もろもろの善を行い
●自浄其意(じじょうごい)
  自ら心を浄くす
●是諸仏教(ぜしょぶっきょう)
  これが諸仏の教えなり

上記は「七仏通戒偈」(しちぶつつうかいげ)といわれる、過去の仏様達が共通して説かれた戒めの言葉です。
住職合掌
”七仏通戒偈” のお話し

二月
おんにこにこ
はらたてまいぞやそわか
腹を立てないようにするオマジナイ
”おんにこにこはらたてまいぞやそわか” のお話し

一月
ご馳走さま
 普段何気なく使っている「ご馳走さま」と言う言葉。
馳走(ちそう)とは走り回るという意味。
色々な所を走り回って食材を集め、苦労して食事を作って下さって有難うという意味が込められています。
どうぞ「ご馳走さま」の心を大切に。
住職合掌
”ご馳走さま” のお話し

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